市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝問題研) Association for Citizens and Scientists Concerned about Internal Radiation Exposures (ACSIR)

内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と科学者が協力しておこなうために、市民と科学者の内部被曝問題研究会を組織して活動を行うことを呼びかけます。

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市民と科学者の内部被曝問題研究会第一回総会へのメッセージ

佐藤 幸子
(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 代表)

 原発事故から1年が過ぎ、福島では桜の季節を迎えました。昨年は桜を楽しむこともなく、福島の子どもたちを守るために、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」として活動し、あっという間の1年でした。

 3.11以前と変わらず美しい風景の中に、確実に存在する放射能と日々向き合い、生きて行かなければならない非日常的な生活に、心も体もズタズタになってしまいました。それでも、福島を離れられないたくさんの県民がいます。

 かつて日本人が経験したことのない低線量被ばくの人体実験を、福島県民は受け入れなければならないのでしょうか? 過去の公害問題同様「科学的証明がされなければ、放射能の影響を認めず補償もされない」ということになりかねません。まずは、重大な病気にさせないことが第一です。

 子どもたちに被害が出る前に、出来るだけの事は何でもやろうと、市民として、科学者として、一人一人が立ち上がり、行動していく必要があります。

 子どものいのちを守るために、あらゆる人とつながり活動していきましょう。

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